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前回、数か月以内にスマートフォンとPCの検索エンジンが切り離されるという記事を書かせていただきました。

新しい検索システムがスタートすることになりますが、その前に現在の検索エンジンシステムはどうなっているでしょう。

実は現在もPCとスマーフォンではまったく検索エンジンの動き方が同じというわけではないのです。

これはどういうことでしょう。

昨年の5月に大きな検索エンジンの仕様に変化がありました。

PCサイトに加えて、スマートフォンサイトとしてもホームページが表示される場合には検索順位に影響がありませんが、スマートフォンサイトとして表示がされない場合には、スマーフォンサイトの検索エンジンのみ順位が落ちるというものです。

PCサイトはPCの検索エンジンで順位はそのままで、スマートフォンのみ順位が落ちてしまうという仕様に変更されました。

これはつまり、スマートフォンサイトを持っていない人は検索に不利になり、PCサイトとスマートフォンサイトの両方を所有している場合には順位は今までと変わらない、という仕組みとなっていました。

この頃からスマーフォンで検索しているユーザーが半数近くいましたので、スマホの検索エンジンで順位が落ちるというのは、自身のビジネスに影響をもたらすことになります。

数か月後の検索エンジンアップデートの前にして、現状でのよくある勘違いをお知らせさせていただきます。

大きなポイントとしては、PCサイトとスマホサイトのテキストのボリュームを同じにするということです。

スマートフォンサイトは画面が小さいので、PCサイトに書かれている内容よりも、スマートフォンサイトの文字の量を減らす人がいます。

例えば、PCサイトの一つのページは800文字あるのに対して、スマーフォンの場合には500文字に削ってしまうのです。

ページの内容が長くなってしまうと、申し込みの可能性が低くなってしまうと考えたようです。

ただ、これは文字数を削るべきではありません。

スマーフォンは確かに画面が小さいですが、スクロールが長くなったとしても、ユーザーの関心度は落ちません。

もちろん、文字だけでなく、画像を間に挟むなどして、見やすくする必要はあります。

また、あまりにも文字が長い場合には「アコーディオンメニュー」という、クリックした時だけ「ずらずら～」と下に出てくるボタンを設置する方法があります。

検索エンジンが分けられるのも数か月と迫っていますが、現状出来ることとして、PCサイトとスマートフォンサイトのテキストボリュームを同じにするということが挙げられます。

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