前回のvolume 1.の記事では、SEO対策において「タイトル」が一番重要だとお伝えさせていただきました。
そして、その「タイトル」には複数のキーワードを詰め込むことが出来ないため、ページ数を増やし、それぞれのページタイトルに別のキーワードを入れていく「ロングテールSEO対策」についてご説明させていただきました。
今回はロングテールSEO対策を行うためには、2通りの方法があるということについてお伝えをさせていただきます。
2通りの方法とは
これは方法というよりは、目的と言った方が正確かもしれません。
皆さんがホームページを作ることには必ず目的があります。
サークル活動、ビジネスでの使用、ショッピングサイト、趣味のサイト等、様々な理由があると思います。
この中でも2通りの重要な目的があります。
それは「地域」です。
具体的には特定のエリアで活動を展開させていくのか、あるいは全国で展開していくのかということです。
まず、特定のエリアですが、新宿でペットショップを経営していれば地域は新宿周辺に限定されることになります。
地域が限定されている場合は
ローカルSEO対策
をしていくことになります。
一方、家具の通販サイトの場合はどうでしょう。
送料を取ってどの地域でも販売出来るネットショップ、Amazonや楽天のように展開させていくのであれば、これは全国展開を目的としたサイトです。
この場合
ナショナルSEO対策
を行っていくことになります。
このように、大きくは2通りの方法があるのです。
ローカルSEO対策とは?
まず、ここがポイントですがローカルSEO対策を行う前に、狙っているキーワードが地域系のキーワードか、そうでないのかを調べる必要があります。
例を挙げます
「新宿 ペットショップ」
のキーワードで上位表示を狙っていたとします。
Googleで検索をするとこのように表示がされます。
ここで確認したいことが2点あります。
まず1点目は地図が上部に表示されているかどうかです。
ローカル系のキーワードで検索をすると、必ず上部に地図が出てきます。
この地図にキーワードに関連した地域のお店が出てくるのです。
ですので、ローカル系のキーワードには必ず地域名が書かれていることが前提となります。
2つ目に、タブの一番左側に地図というボタンがあるかどうかです。
この地図ボタンが一番左にあれば、検索しているキーワードはローカルキーワードということになります。
ナショナルキーワードの場合にはこのボタンはタブの一番左には出てきません。
ローカルキーワードは検索している自分の地域によって、検索の順位が違ってくるので、この点がナショナルキーワードとの大きな違いとなります。
ナショナルキーワードとは?
ナショナルキーワードは上記でご説明した通り、全国展開などを目的としたサイトです。
特定の地域ではなく、様々な地域を狙っている場合がこれに当てはまります。
たとえば、
全国展開の家具の販売サイトの場合
キーワード
「家具通販 全国」
で検索したとします。
このように、先ほどとは違って地図が上部に表示されません。
また、タブも一番左ではなく、「画像」というボタンの次に来ています。
これはナショナルキーワード系のキーワードであるということになります。
検索している場所がローカルキーワードの時とその影響の仕方が変わってきます。
具体的なローカルSEO対策、ナショナルSEO対策に向けて
次回、この対策を具体的に見ていきます。
内容の一部を箇条書きにしました。
ローカルSEO対策のポイント
1.Googleマイビジネスに登録して、検索上部の地図に表示されやすくする方法
2.トップページはメイン地域系キーワードで狙う
3.近隣の地域系キーワードはトップページ以外で狙う
4.全国向けコンテンツを入れてトラフィックを増やす
この4つをメインに「ローカルSEO対策」についての記事を書かせていただきます。
volume4.では具体的な「ナショナルSEO対策」についてお伝えします。
今回の記事タイトル
Volume2. ローカルSEO対策とナショナルSEO対策/ベーシックSEO対策