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以前の記事で数か月後にスマホ版検索エンジンがスタートするとお伝えをさせていただきました。
このスマホ版検索エンジン(モバイルファーストインデックス)の導入は延期がされていて、年の終わり、もしくは2018年の導入になりそうだという発表がありました。
スマホ版の検索エンジンを導入するということは、世の中のWEBサイトの検索順位に大きく影響を与えるものであるため、時間が掛かっているのも無理もない話しです。
導入を困難にしている理由の一つに「レスポンシブデザイン」でない作りが挙げられます。
レスポンシブデザインとは、PC・スマホ共に一つのWEBサイトで作成されていて、レイアウトだけをPCとスマホで分けて作られている手法です。
この作成方法の場合にはホームページのURLは一つだけで出来ています。
しかし、PC版とスマホ版の二つのホームページを作り、アドレスで分けている作り方をしているホームページも多く、これが新検索エンジン導入のネックとなっているようです。
≪PCアドレス≫
http://www.example.com
≪スマホ版アドレス≫
http://www.example.com/sp
このように二つのアドレスを使い、PCで見た時にはPCアドレス、スマホで見た時にはスマホアドレスで表示されると、外部からリンクされている数が違っているなどの理由から、統一性が取れないという難しさがあるようです。
Googleはレスポンシブデザインを推進していますが、必ずしも集客上、レスポンシブデザインにすることだけがメリットではないため、検索エンジン側と制作側のジレンマとなっている実情もあります。
また、PCにはブログを導入しページ数が増えているにも関わらず、スマホには導入していない場合、スマホ版のページ数が少なく、PCとスマホのコンテンツ不一致としてPCとスマホでの順位に違いが出てきてしまいます。
レスポンシブデザインの場合にはページ数や内容が一致しているため、順位の差違は大きく広がりません。
今後のモバイルファーストインデックス導入に注視しくことが必要です。
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